おっきーのにっきー2006/08


ヘルシーおやつ 2006,8,31
相変わらず野菜の値段が高いです。「絶対にくさらせてなるものか!」という気合と計画的な献立が頭の中にないと、外食が続きがちな週末があけると使える野菜が半減していたりして自己嫌悪に陥ります。そんなことで落ち込む根暗な私を救ってくれた野菜がこの夏はセロリでした。先日買った長野産のセロリは198円でずしっと重さを感じるほど量が入っていました。サラダにつかい、中華風スープにも葉っぱをつかい、あとはスジをとって縦に細く切ってスティックサラダとしてつくりおき。その夜全部は食べられなくても翌日のおやつにぴったりだったんです。「甘いものじゃなくて辛いおやつが食べたい!」というときに特にはまります。マヨネーズとかバジルソルトにちょんちょんっとつけてあとはうさぎのようにサクポクサクポクかじっていくだけ。どっからどうみてもヘルシーなおやつタイムでした。そのあとチョコレート何個か食べたんじゃねぇのかあんた、と思ったあなた!お!勘がさえてますね。素晴らしい。拍手。
・・・ではあたしゃこれで失礼しますよ。

現実逃避ブック 2006,8,30
あー、早くロケ日記を作成して送信せんといかん!と、思いつつまた現実逃避。追い込まれないと集中できないだらしな人間ですみません。現実逃避ブック、それは女子のための雑誌です。化粧品とかバッグとか靴とかヘアスタイルとか、まるで「あー、女っていろいろやんなきゃいけなくていっそがしいなー。」ということしか悩みがないように暗示をかけるためのツールです。しかし暗示という言葉をつかってる間は残念ながら全然暗示がかからりません。最近なぜか旬な服に興味が失せがちでほぼ100%店員さんの言いなりで買い物してます。悲しいかなその方が私は失敗が少ないけど(泣)。雑誌に載ってるいろんな情報に対して「よっしゃ、この靴を買いにいく!」とかの感情が育ちません。それより「なんだよこのジーンズに生まれたシワはよー!足がほっそいモデルさんがスキニージーンズはいてもスキニーになってないんだよ!」とふてくされて雑誌をポイです。でもまた現実逃避が必要になってポイした雑誌を拾ってきます。で、お菓子食べる前に太らないサプリを必要以上に飲んだりして。悪循環はなはだしい人に起きがちなひとコマです。まぁ私のことなんですけど。そういえば、昨日7年くらい使った財布がさすがに古びてきてたのがずっと気になってたので買い換えたんですが、1ヶ月くらい前からあそこのお店のあれ買おう、って決めてて、それを買いに行っただけになり、お店にいた時間が2分くらいでした。いつもコーディネートを提案してくれる店員さんがお休みだったっていうのもありますが、飼い忘れた牛乳買いにいくのとわけが違うはずなんですが、あまり大差ない行動でした。しかしこれ、カードが納まるポケットが18個もあって、よくあるテレビショッピングの「こんなに入ります!」にもひけをとらない大容量。秋冬に使う(去年も使った)バッグがハラコ素材なのでちょっと揃えたかったというだけの理由でこれにしたのですが、もう使わなくなったお財布はどうすればいいんでしょうか。Dr.コパは「紫の布に包んでしまっとく」と提案していますが、紫の布なんて持ってないもん。みなさん、どうされてますか?

連日の遅寝〜30代の肌にゃ酷です〜 2006,8,29
先日のお祭りの日、夜3時頃寝てからというものリズムがちょっと狂ってしまい、今もう日付変わって30日の2時15分なんですがまだ起きています。今まで夫婦共に「飲みに行く」ということがめったになかったのですが、ここにきてお互いに「家族以外の人と食べたり飲んだり」という時間を持つことが多くなり始めたようで。そうなのです、私、だんなさんを迎えにいってたのです、こんな時間に!!なぜ代行で帰ってこない!?なんのための代行!?しかも今日の飲みがどちら様との飲みなのか明かされないままこんな時間に「迎えにきてもらわんといけん」というメール。正直ちょっとムッとして迎えにいきました。別に「だれだれさんとだれだれさん。」とまで説明する必要はないが、「会社の飲み。」とか「友達と飲み」とかくらいは明かしてくれてもいいのではないかなと。もちろんメールで「なんの飲み?」ってききました。きっちりシカトです。車に乗せるなり「なんの飲みか言わんと!」と怒ったら「あれぇ?言ってなかったぁ?」ともう酔っ払いはお話になりませんでした。なぜ代行で帰ってきて欲しいかと言うと、翌朝また送っていかないといけないからです。こんなことしてたら高級美容液も威力を発揮できないです。せっかく肌は調子よかったのに!・・・と、人のせいにして寝てしまいます。おやすみなさいませ。

趣味にどっぷりつかった一日でした。 2006,8,27
青空公園であったぶち祭りっちゃ2006で、通っているフラメンコ教室のみんなとこのお祭りのために練習してきたセビジャーナスとバンディード(扇子)を踊ってきました。今回は都合がつかない人も多く先生込みで7人とこじんまりな人数での参加でしたが、うちの教室のメンズ(まこっちゃん)が初ステージということで、今までやったことのなかった「人と組んで踊る」ということも経験できました。もうそれはそれはまこっちゃんと見つめあって踊るのです!先生とまこっちゃんの組み合わせなんてほんと「え?あなた本当にいつもあの漢字で侍(サムライ)ってかいてあるTシャツ着てレッスンしてるあのまこっちゃん?」と迫りたくなるような、ちゃんとした男と女の雰囲気でした(どういう意味だ・・・)。女子同士で組む踊り方も習うことができたし、やっぱりお祭りとかイベントに参加するとなると生徒としては普段の基礎レッスンだけじゃ楽しめない部分までいろいろ身につくのも魅力だなぁと思いました。仕事があって参加はできなかった教室の先輩たちもみにきてくれて、会場のど真ん中でパルマをたたいて見守ってくれているのもうれしかったし。去年9月のチキータでのライブにも足を運んでくれたけいちゃんが仕事抜きで遊びにきてくれたのですが「前に見たときは”レッスン中”って感じがしてたのに今日は”踊り子”みたいだったよ!」と喜んでくれたのをみて、「全然お話にならないころの自分のことも見てもらっといてよかったー!」とすごく思いました。でも「おねえちゃん、もっと思いっきり笑えばいいのに!口が半開きのままだった。緊張してんなーっていうのがバレバレ。」とも言われました。わかるもんなんですね・・・。いやー、鏡がないとこで踊るってまだまだ難しいなーっ!!でも、これからもっと楽しめそうな可能性は感じました。そしてあきらかに去年の反応と違うことを思って、今さらながらあらためて去年の自分が恥ずかしくなりました。よっぽどだったんだなぁ、みたいな・・・(恥)。このお祭りの楽しみ方もちょっとわかりました。割とみんな「長居」するお祭りのようです。夜9時まであるしね。ちょっとした同窓会とかも開催されているようにみえて、あまり祭り祭りしてない感じがいいなぁと思いました。はいみなさんステージにご注目下さい、って感じではないというか。しかし愛ちゃんは昼12時から夜9時までよくひとりで司会がんばったね!朝愛ちゃんを会場まで送っていって夕方再会したとき「あれ?朝よりやせて・・・」と思ったのですが、「大丈夫!」と気丈に振る舞うのをみて、こりゃきっと疲れているだろうなぁと思ったのでうちに泊まって帰ることを提案してみました。そして彼女は泊まると決めたら急に「じゃぁ飲んじゃおっかなー。えーと、洋梨のカクテルひとつお願いします。」と素早い注文をしていました・・・。きみ、切り替え早いねー(笑)!
今回私は黒いシンプルなニットワンピに先生にお借りしたマントンシージョを巻いた衣装で踊りました。マントンをチェンジすれば印象を変えられそうだと思ったので、黒ワンピを多用するためにもマントンを何枚か買おう!と思ってます。

4時間! 2006,8,26
夫と夜ご飯を食べに行ってきました。気がつけば4時間も食べたりしゃべったりして、さっき帰ってきました。日付かわってただいま夜中の1時半です。もちろん我々2人だけでそんなに長時間会話が続くわけがなく、当然他に会話の中心になってくれる人がいたから実現した時間ですが。結婚して3年、時間はかかったけどやっと夫のコミュニティで自分の居場所感をつかめ始めた感じがしました。2軒目に行ったお店では今度から1人でもいけそうなフィーリングを得ました。女の子だけのお店なんですが、こじんまりとして、サイドメニューの味もよくて、ぎらぎらしてなくて、かといってサバサバもしてなくて、それでいて作られたあったかさでもなく、雰囲気で言うと「冬」って感じがしていいなぁという印象が残りました。ただ、今週家事に身が入らなくて中途半端に部屋が乱れているので、いい気分で家に帰ったのにやることが山積みでした。今日は仕事から帰ってがっつり昼寝をしたので眠気をガマンしている状態ではなく、今からそぉーっと片付けます。なぜなら明日の朝、伊藤愛ちゃんがいったんうちに集合してそれから私が青空公園まで愛ちゃんを車で送っていくからです。夜にはけいちゃんも来るし。こういうとき、お客さんの予定があると部屋を片付ける理由と気合が発生します。30分だけ掃除。15分でシャワー。完璧にピカピカにするつもりはないけどちょっとだけがんばってから寝ます。明日はお祭り!楽しめますように・・・。

結果が出ました。 2006,8,25
先日福岡まで受けに行ったオーディションの結果なんですが、「すいません・・・男性でいくことになりました・・・。」という連絡をもらいました。や!ちょっ、落ちたんですけど!オーディションに落ちたよ!!おかーーーさーーーん!あーあ、お母さんにオーディション受けたこと内緒にしててあげればよかったなーと思いました。つい先日母の誕生日に電話した際、ついつい「こないだね、福岡でオーディションうけたんよ。」って打ち明けてしまったのです。母をちょっとわくわくさせたかっただけなのですが、今となってはいらんことを言ってしまったと思いました。実はあのオーディションの会場で、私はある事実にもとづいた可能性を感じていました。というのも、新発売の健康茶のインフォマーシャルナビゲーターオーディションだったんですが、その会場で明らかに私だけが他の人たちに比べて「肉厚」な感じだったのです。ライバルたちは本当にスリムで細いというより薄いくらい。え?私が厚いだけか?いや、ちょっと待って下さい。健康茶をPRするわけですから血圧の高そうな私の方がきっとリアリティを感じてもらえます!とふんでいました。なんという身勝手なプラス思考でありましょうか。これで今度実家に帰ったとき、「どうじゃった?」とたずねられたとします。その時私は「は?なんの話でっか?」とすっとぼけなければいけないのです。だって、「あぁ、あれね。落ちちゃったの・・・。」と正直に報告すると、母は私を急きょ励まさなければいけなくなって、そんなの照れくさいからイヤだからです。
その電話連絡をもらった直後、山口市内ですごくきれいなアーチの虹が出ていて、ちょうどデジカメを持っていた私は、車から降りて気が済むまでその虹を撮り続けました。この虹が出てなかったらもっとしょんぼりしていたかもしれない。この優しい虹の写真は後日またトップに飾ってもらおうと思います。ちょっとサイズが大きいので。

全身! 2006,8,24
もう番宣で流れているのでちらっとご覧になることができるはずですが、昨日のウェイクボードロケのおかげで今日は一日全身筋肉痛を実感して過ごしました。今日も朝からロケだったのですが、車から降りるにも「あたっ、あたたたた・・・。」エプロンをつけようにも「あてててててて・・・。」階段をおりる、しゃがむ、服を脱ぐ、かゆいところをかこうとする、日曜日のための踊りの復習をする・・・。とにかく何をしようにも痛みに耐え続けなければなりませんでした。えーん、痛い、ほんとに痛い。おかーさーん。あ、お母さん今日誕生日なんでした。おめでとう。(←電話した)
ではここでお知らせです。この日曜日(27日)、お祭りのステージでフラメンコ踊ることになってるんです。アバニコ(扇子)を使ってものすごく大きく腕をぐるんぐるんやるところもあるんです。従いまして筋肉痛についてはやせ我慢して踊りますので、皆さんよろしければ周南市の青空公園においで下さい。司会はなんと伊藤愛ちゃんです。バイラバイラの出番は夕方6時ですが、お祭りは昼の12時から夜9時までやってます。皆様のお越しをお待ちしております!

8年ぶり? 2006,8,21
急な話だったんですが、福岡までオーディションをうけにいってきました。2006年のお正月限定で流れたマンションのCMに出演させてもらったときに関わっていた会社からのお話だったのですが、「もしかしたらオーディションをすることになるかもしれない。」と言われていました。ナビゲーター役をめぐるオーディションなんですが、男性女性どっちでいくかが決まってないからと説明されました。私は候補の1人という状態。これまでに自分がうけたオーディションらしいオーディションを思い出そうとすると、当時彼氏にも内緒でうけたFM山口DJオーディションまでさかのぼらないといけませんでした。でもあのときは「毎日毎日酪農の手伝いばっかりしてて大丈夫なんだろうか私。若いのに。」という一心で申し込んだものだったので、今回と比べるとだいぶ気持ちが違います。あの頃よりはいろいろ考えが及ぶはずでした。ところが。その会社についてみるとそれはもうわんさか人が待機してて、順番に写真を撮ってもらっているではないですか。しまった、またやってしまった、と思いました。ものごとの把握能力が全然成長していないことがよくわかりました。私が到着してからも人は増える一方。福岡の事務所単位で話がされているのか、事務所ごとに到着しているようでした。みんな福岡の人らしく、交通費の清算をしていたのは私だけだったかも。「この人いったいどっから受けにきてんのよ?」という視線がわかりました。私としては交通費が出るっていうこと自体、ちょっとびっくりだったんですが。オーディションはもういきなりカメラテストでした。事前に「元気よく演じて下さい。」とファックスをもらっていたのに、本番で「もっと元気よく言ってみてもらえます?」と3回も注意をうけました。そして最後に「今日はたまたまテンションが低いの?」と聞かれてしまいました。こういう場合、なんて答えたらよかったんでしょう。なんて答えたかもよく覚えてないです。私って緊張しぃなんだなぁとつくづく思いました。あー、心細かった!夜ご飯の博多ラーメンを買って帰る時間がギリギリあったよ、とホームから夫に電話したら「今日サッカーあるからゆっくりして帰ってよかったのに。」と言われました。せっかく小走りでここまできたんだからとそのままこだまに乗って帰りました。徳山駅についたとき、たった6時間離れていただけなのに「ただいま〜〜(;;)」と街全体に対して思いました。なんでこんなに気が小さいんだろうか!!しっかりしなくては・・・。

モーツァルト生誕250年に聴くショパン 2006,8,17
台風の影響で海ロケが延期になり、ちょっと命拾いしたような、別に延期なんだから結局は一緒?のような気持ちでレンタルCDショップに出かけました。目的は、ショパンの「エチュード12番ハ短調『革命』」が入っているCDを借りることでした。このお盆に実家に帰った時、父がショパンを大音量で聴きまくっていたことがこのCDを探しに出かけたきっかけです。目を閉じてショパンに聴き入る父を見た夫は「お、おとうさんっ!ど、どうしちゃったですか!?」と、どうしていいやらわからない様子だったのですが、父は昔から割とクラシックを好む人だったので私にとってはそこまで不思議な光景でもありませんでした。もちろん歌うのはもっぱら演歌ですが。見た目は額賀防衛庁長官にそっくりな父ですが、音楽の中でも特に短調に酔いやすいということは家族全員の知るところでした。しかしそんなにもショパンが好きだとは私も気付きませんで、今回新たに私の記憶に刻まれた父データだったのです。兄が買ってきたCDの中には父が好きだという「革命のエチュード」が収録されていなかったので、そんなに聴きたいなら早めに聴かせてあげたいなぁと思って探しにいきました。どんなメロディーだったのかをその場で思い出したくて、クラシックばかり扱う着メロサイトに登録までしたのに携帯の電波状況が悪くて取得できなかった革命のエチュードは、1件目のレンタル屋さんであっという間に見つかりました。帰ってCDを聴き「これかーーー!思い出した!」とようやく胸のつかえがとれたところで、全6枚組みのCDの中からショパンばかりを、ただ今父のために編集中です。おぉ、なんという面倒な作業。でも私ができる小さな親孝行だと思ってやりとげます。さっき親に電話して、「革命のエチュードあったよ。借りたよ!」と報告したら「なんで借りるんか!買って来いや!」とちょっと怒鳴られました。レンタルCDショップの仕組みを一から説明するのも面倒だったので、「今度持って帰るわ。じゃーねー。」と言って電話を切りました。それにしても、父ですら好きなクラシックの名曲が挙げられるのかと思うと自分を振り返らずにはいられません。私は・・・。
楽譜が簡単そうなのでバッハが好きということにしとこうと思います。キーボードのパイプオルガンの音色で弾くと簡単にバッハっぽくなるしね!

ディープ・ブルー 2006,8,15
今回は車2台で帰省していたため、夕方から仕事があった夫は先に戻り、私は夜涼しくなってから移動しようという計画でした。お昼ご飯を食べて夕方牛舎にあがるまで、映画一本は見れるくらい時間があったので、兄が買ってきたDVDの中から「ディープ・ブルー」というドキュメンタリー映画を観ることにしました。映画が公開された年にもすごく観たかった作品なんですが、自分の想像をはるかに裏切る映像が詰まった、それはもう言葉を失いっぱなしの90分間でした。とんでもない映像が撮影されてしまった感じで、どれもが作り事ではないことにいちいち驚愕。特にシャチとアザラシを撮影した部分に言葉を失いました。でも地球という惑星にますます興味を持ちました。と同時に「海にはもう入れん。」とも。数年前、高知で野生のクジラを見たとき、もちろんそれは言葉にならないほどの感動だったけど「海には本当になんかおる!しかもいろいろおる!」と感じた気持ちがずっと続いているので、あいちゃんが遠泳に挑戦した映像をみたときは「そんな沖を水着一枚であなた!!」と本当にびっくりしました。それなのに今週私は海ロケがあるんです・・・。ディープ・ブルーを観終わった直後にもらった連絡でした。いくらウエットスーツ着用ですと言われても怖いもんは怖い。もはや私の心はブルーインザブルーです。こりゃ当日絶対お腹痛くなるね。

10匹わんちゃん 2006,8,14
ジャッキー、カイ、クウ、ラン、キク、サクラ、モモ、チャー、チャーオ、リュウ。全部呼んだらこんなに時間がかかるほどうちの実家には犬がいっぱいいます。写真はカイです。狼のようですが、こう見えてゴキゲンなカイです。お盆なのでご先祖様に手を合わせるために実家に帰っていました。で、久々に牛舎の手伝いをしてきました。私ができる作業なんてそんなにないのですが、労働力に余裕がないとできなさそうなことをして過ごしました。牛が自力では掻けないようなところをブラシでかいてあげるとか、水のみ場にたまった草を集めて捨てるとかです。親戚中から「牛舎で着て。」という意味でまわってくるTシャツに、いい加減洗濯やけして黒が完全にグレーになっているほど着倒しているスパッツ、ごわごわの靴下に長靴、頭には粗品のタオルを巻き、汗だくになりながらもその単純作業に夢中になり、すきあらば犬たちをなでて和みました。夫も夫なりに一生懸命手伝ってくれました。私とまったく同じ格好をしてです。いつもスーツで出勤している人がうちの親戚の着倒しファッションに身を包み、私以上に汗だくになって、夢中になりすぎてパイプラインをよけ忘れて頭を打ち「痛ーい!」と言っているその姿は結婚前には考えられない光景でした。「オレ、牛とかそういうのちょっと無理と思う。」と言っていた人も時間がたてば慣れるのだということがわかりました。10匹の犬たちにとって夫の匂いは知らない人の匂いのはずだから吠えられるか、下手したら噛まれるかなと思っていたら、もうワケわからないままみんながみんなじゃれあっていました。夫もいつものイメージとは違って、だいぶムツゴロウさん風の人になってしまってました。実家には一泊しただけですが、いいリフレッシュになったのかなぁと思います。

カエルの王子様〜周南編〜 2006,8,13
雷が鳴り一雨きそうだったので洗濯物を取り込もうとしてバルコニーに出たときのことです。小指の第一関節くらいのちっちゃなカエルがバルコニーの淵にできたわずかな日陰で休憩、をしているように見えました。年寄りなのか若者なのか全然わからない顔をしているこのカエルに心が躍り、すぐさま写真におさめようとしたのですが、ちょっと逆光気味で思うように撮影がすすまず、接写してみたりマニュアルフォーカスにしてみたりといろいろ試しているうちに彼はくるりと向きを変え、アパートの壁に飛び移り、ぺたぺたと地味に移動を開始。その移動の仕方がコミカルで目が離せなくなり、カエルなんて好きでもなんでもないけど「好きなだけここにいてくれてよかったのよーー。」と念を送ってしまいました。アパートの周りに田んぼがいくつもあるので、ちょっと冒険したら気が済んでふるさとの田んぼに帰るつもりだったのかもしれないけど、うち、わりとよくカエルが訪問してくれます。引越ししてから今日の彼で3王子目です。おとぎ話では少女の涙がカエルの上にこぼれると「実は僕はとなりの国の王子なのです。魔法でカエルにされていました。」という展開のはず。彼は私の涙が出そうにないので割と早めに見切りをつけ、そそくさと帰って行ったようにも見えました。いやー、泣けなかったー。元気でねー。

ガシャン!! 2006,8,12
さっき近所のコンビニで、一緒に買い物をしていたうちの人が焼酎の一升瓶を倒して割り、あたり一面を焼酎の海にしてしまいました・・・。私はその時、離れた場所で悠長に雑誌を選んでいて、店の奥から聞こえてきた「ガシャン!」という音を、瓶が割れた音というよりは缶ビールを落としてしまったんだな、誰かが、と思って気にしませんでした。しかし、その音から3秒くらいして「あ!これは誰かじゃない!!」という考えが浮かびハッとして振り返ると、明らかに「やっちゃったよー!」という顔をしてまわりの人にまだ見られている最中の旦那さんを発見!声を出さずにこちらに助けを求めている顔でした。あぁ、情けないあの顔がまだ鮮明に思い出せます。あわわわわ、うちの人がやった音だったのかと瞬時に理解した私は恥ずかしい現場へ急行。よりによって一番大きくて一番値の張る焼酎を倒したようでした。丁重に謝り、きまずい弁償を終え、結局私は何も選ばずに脱力してお店を出ました。車の中で「恥ずかしい夏の思い出ができたね・・・。」と言ってみたものの、いつまでも恥ずかしいままです。何事もなければ今頃かっぱえびせん食べながらビールで乾杯してたはずでした。せっかく2人で共有できる夏の思い出が「ガシャン」という音とは、なかなかあなどれない2006サマーです。

来客!(まこしを含む) 2006,8,10
友人のまこしさんが10年会ってなかった先輩をうちに連れてきてくれました。先輩、と言っても学校が違っていたのですが、私が同じ部活を通して知り合ったその人とまこしさんが以前同じ職場だったことでこの3人がつながっていたのでした。昔1枚だけ2人で一緒に写真を撮ったことがあったのですが、先輩はその写真をわざわざ持参して見せてくれました。なんせたったの1枚しかないもんで、私もその写真をよく覚えていました。久々にその写真を見て「私達のほっぺたはこんなにぱんぱんだったのか!明らかに太りすぎだよ!!」と、ショックでよろめきそうだったのをこらえていると、横から私たちの友人まこしが「ねぇ、ふたりともええ加減ブサイクなんですけど。」みたいなことを遠慮なく言うではありませんか。言われなくてもちょっと気付いているよ!あ、でもなんかこの会話、聞き覚えがある・・・とずっと考えていたんですが、いつだったか番組の途中で感動して泣いてしまった翌週、「ねぇ、ちょっと言いたいことがあるんじゃけど。先週のちぐまやさぁ。・・・ブサイク。」と電話してきた人と同一人物じゃないか!と思い出しました!なんべん同じツッコミすれば気が済むんだ!!こっちが否定できそうにないときばっかり狙ってきおってー!!その上今日はなんだかいつもよりめかしこんでて女子力が強いの。みなさん。女子だけであう日に薄いピンクのプリーツスカートに白キャミ白ジャケのちょっと巻き髪ロングの女子には気をつけて下さいね。毒をはく危険があります。
先輩、ご結婚おめでとうございます!お土産の黒酢をどうもありがとう・・・。どうかお幸せに〜。

世話の焼けるコ。 2006,8,9
こんなに気温が高いとあっという間に表面の土が乾くようで、朝一番に土が乾いている状態だと、おもしろいくらいに全ての葉っぱが首を垂れてだら〜んとしています。慌てて水をやると、2,3時間でぷはーっと元気になるのを見ていると、世話は焼けるんだけど非常に楽しい関係だと思えました。んもー、私がいないと枯れちゃうのね、という心境になるのです。パソコンデスクの真横に置いてあって目に入りやすいからなのか、付き合いが長くて世話のかからないバンブーやアイビーよりかわいがってしまっているような気もします。実はこれ「1回花が咲いてしまった後だから買うなら半額にしちゃげる。」と言われて連れて帰ってきた鉢植え。「半額にしてでも売ってしまいたいと思われてるグリーンか・・・」と思うと「うち来る?」という念を送らずにはいられませんでした。その時すでに二つも鉢植えを買った後だったので、量としては間に合っていたのですが、何かの縁かなぁと。残りものとは言ってもまだまだ新芽がどんどん出てきているのも好感が持てます。大きな葉の影から外の世界を目指す小さな葉っぱが実にけなげに見えるのです。インテリアのためにそろえたグリーンだったのですが、日々、植物も生き物なんだと実感することが多くて、たぶん私にはいいセラピーになっているように思います。もうすぐお盆。実家に帰る途中でぜひ柳井にあるやまぐちフラワーランドに寄りたいと思ってます。ニュースで見たんですが、栽培セットとかも買えるそう。今年は旅行とかの計画がないので近場で楽しまなければ!と思ってます。

晴れのち海の家 2006,8,6
計画通り、前日の夜にもご飯を食べに行った海の家に今度はお昼ご飯を食べに行きました。そしてだんだん自分達の外食パターンが読めてきました。ゴールデンウィークに通ったイタリアンのお店もそう、冷やし中華を食べる場合もそう、好きになったらそこばっかり行きたがるというパターンです。私だけが午後から仕事で3時半には家を出なくてはいけなかったので、ご飯を食べてちょっとビーチに出たらもうタイムリミットでした。「もう帰らんといけん。」と言うと夫は驚いたような悲しいような顔。海には入れないまでもビーチに寝転がるくらいはできるだろうと思っていたらしいのです。「あ!ゴザ持ってくるの忘れた!」って言ったときに「今日は時間ないからご飯だけ食べたら帰らないといけないよ。」と説明しとくべきでした。海で過ごせるもんだと期待させて連れ出したことを申し訳なく思いました。松林を抜けて駐車場に向かいながら「もっと早起きせんといけんかったね。」と言われて、ますます申し訳なくなりました。外で遊ぶことが大好きな人は海の家でご飯を食べたくらいじゃ満足はできないよなぁと反省しました。今度はゆっくり連れてきてあげようと思います。もちろん私は海には入る気はないけど。

海の家に集合する。 2006,8,5
ここ3年くらい毎年夏になるとうちのダイニングになってくれる海の家が今年も営業をしてくれています。夜12時まで開いているというのがポイント!!!迷わず頼んだ今夜の晩ご飯は若鶏のココナッツカレー。去年も同じ気持ちになった記憶があるけど、なぜこのココナッツカレーはこんなにおいしいのか。うちの旦那さんはボンベイスパイシーカレーを頼んだのに、私が頼んだココナッツカレーばっかり食べていました。それはもう遠慮なく。でもそのスプーンが置けない気持ちもよくわかるので食べたいだけ食べたらいいのよ、と思っていました。来週中にまた食べにくるからいいもん、とも。ココナッツカレーを横取りされている間、私はセンスのいいドレッシングがかかっていて密かにちゃんと美味しいリーフサラダをつついていたのですが、彼は本当に感心した顔で「今まで食べたカレーんなかでいちばんうまい!」とか、「これ作れんかねぇ。」と家でも食べたいことを暗に要求してきました。私だって週一くらいでこれ食べたい!でもココナッツカレーなんて作ったことないし材料わからんしあんばいもわからず失敗しそうだし作れない気がしてます。材料のキットが売られているのは見たことがあるけど、買ったことはないのです。どうしよう、明日のお昼もできればあのカレーが食べたい。本読みをしてお腹が空いたらあのカレーを食べたいのです。この海の家のオーナーの弟さんが旦那の幼なじみで今日もご飯を食べにきていたので「冬も営業してよ。」と言うと「冬は寒い。」と断られました。そうかー・・・。そんなわけで、明日のお昼ご飯もここで食べることになりました。我々はしつこい夫婦です。

山口で幸せになって欲しい人。 2006,8,4
引越ししてちょっと距離が遠くなったクリーニング屋さん。その受付の女性が今日も元気かどうかを確かめるために遠いのにわざわざそこに通うようにしています。その女性と会話をするたびになぜか「私も今日の仕事、がんばってきますんで!」と気合が入るように思うんです。衣類に関してもよくお勉強されているのが伝わってきます。通っているうちに私の名前を少しずつ覚えてもらえているようでそれもうれしいです。前々から彼女はなぜ関西弁なのかが気になっていたのでたずねてみると、やはり関西から引越してこられた方でした。もうこのまま山口で幸せみつけて永住したらいいのに、と言うと、クリーニングにはたいてい奥さんが衣類を出しにこられるからここは出会いがないんですとおっしゃっていたので、ということは、男性が持ってこられたときはその人は独身ってことかもよ、という話をしました。そしたら「そうですね。じゃぁもうちょっと目をギラギラさせて接客してみます。」と言われました。私はその「ギラギラ」という表現に反応してしまって店先で大笑い。とても「ギラギラ」という言葉をつかうようにみえなくて!そんなわけで私は勝手に彼女の恋の花がこの街で咲くことを祈ることにしました。ギラギラといえば、私もついこないだまでギラギラしてたはずです。心当たりがあるといえば完全に計算の上でピンク系の服ばっかり着てた2002年がそうだと思います。あのとき「ギラギラ」という言葉を知っていればなー、もうちょっと自分を客観的に見ておもしろがることができただろうになぁと思います。惜しい。

突然のお休みの過ごし方。 2006,8,3
予定していた取材が別日になったため今日は一日自由になりました。まずは洗濯物を干して提出する原稿をメールで提出するのに午前中をつかいました。午前中はクーラーなしでも割と涼しいリビングも、午後になるとさすがに温室になります。たいして動いてないのにとにかく足の裏が熱く感じて、考えた挙句足を水で冷やすことに。冷やしながらここ3か月分の領収書の整理をしてしまおうと思ったのです。洗面器に水をはって下にバスマットを敷いて、手前には足を拭く用のタオルも用意して。氷を3つくらい入れていざ足を入れるとひんやりとそれはそれは気持ちいい!のですが、あっという間にぬるくなるのがわかりました。氷を足すこと4回だったかな。あっという間に気が済みました・・・。領収書貼りが終わったら久々に読書モードになり、床に寝転がったり壁にすがったりしながら1冊読破しました。とても優しい人の悲しい話で、気持ちの持って行き場がなくやるせない気持ちになって本を閉じました。でも今週は2冊読めました。どちらも人に借りた本なのでこれで返せます。夕方からパソコンのハードディスクの最適化?をして、ようやく終わったのでついでに日記も更新。今日は冷やし中華とゴーヤトマト納豆と冷奴ともずくまぜまぜ野菜サラダと枝豆です。まだ食べてません。今からご飯です。では失礼して・・・。

トルコキキョウの間。 2006,8,2
今月最初のお小遣いのつかいみちとして生花を買うことにしました。お客さんがあるときとか、そういうときにはお花屋さんをのぞくのですが、なんでもないときには一緒に暮らしているアイビーとか観葉植物で十分。ただちょっと仕事がひと段落ついたというご褒美として、今回は食べ物とかではなくお花にしてみたのです。植物のことはあまりくわしくないのでいつもお店の人にまかせっきり。たいてい「葉っぱを下さい。」とか「黄色のなにか下さい。」くらいしか言わないのですが、今回は何も言わずにもくもくと自分で選んだのです。目に飛び込んできた真っ白なトルコキキョウ。トルコキキョウってふちが紫のしかないんだと思い込んでたので、真っ白を見つけたときはとても新鮮な気持ちでした。小さい頃「花びらの中をのぞいてみてリボンがある花はトルコキキョウ」と覚えていたのを思い出して思わずのぞいてリボン型をした雌しべ?を確認したのですが、明るい黄緑色のリボンがちゃんとあって、たったそれだけのことがとても懐かしいと感じました。トルコキキョウの白はとてもかわいくて、結構どんな部屋にも合うんじゃないかとふんでいます。一緒に利休草とリューカデンドロンも買いました。相変わらずドレッサーを持っていないのでバスケットにメイク道具をまとめていろんな場所でメイクをしているのですが、この花を見ながらメイクをすると、丁寧に顔が作れそうな気がしています。しばらくはここがメイクルームです。