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先輩が日記を読んでくれている! |
2006,7,31 |
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今日、北海道に帰郷した短大時代の先輩から私の大好きなロイズのお菓子セットが送られてきました。まずは先輩、というか石井さん、ありがとうございます!!もう私は感激のあまり、何味かも確認しないまま速攻一個食べました、気持ちを落ち着けるために!!もちろんロイズは大好きなんですが、石井さんからなんか送られてきた!という部分に感激しました。私が進学した短大にはソフトテニスのエリートばっかりが集まっていたのですが(私以外の全員がインターハイ出場、全員ですよ?しかも中にはインターハイで3年連続団体優勝を決めた前衛もいました。なんだそりゃ!!とにかくびっくりでした。)、そうとは知らずに入部したマヌケな私のことだってちゃんと後輩としてかわいがってくれた先輩たちでした。その大好きな先輩、というか石井さんから「ところで、日記見たよ!!!!あのこじんまりとした炊飯器・・・間違いなく私が11年前に沖永に売りつけたヤツだね!!日記を読んだときかなりテンション上がったわ(笑)」とお手紙まで同封してくれていたのです!せっかく気を遣って日記には「先輩から譲ってもらった」って入力したのに、「売りつけた」の部分が点々で強調されていました。気を遣った表現がバレバレだったわけです。私は次に石井さんに会ったときに「あの炊飯器、お嫁にもっていきました。」と、このひと言を報告するためだけに使い続けていただけなのですが、手紙では「この電化製品が日々進化している時代に沖永みたいに壊れるまで使い切る精神・・・」と、モノを大切にする人のように扱ってもらっちゃいました。ほんとに、みなさんに紹介したいほどチャーミングな人で、なんて説明したらいいかな、私の人格形成にかなり影響を及ぼした人のひとりで、私の25パーセントくらいは石井さんでできているといってもいいくらいの人なんです。引っ込み思案なもんでなかなか自分から連絡とるのが照れくさいんだけど、今も私は石井さんのいろいろを受け継いでるつもりで生きています。年賀状を発掘した折にはお電話します!!ほんとにありがとうございました。
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初めての映画? |
2006,7,23 |
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今年の9月で結婚して3年がたちますが、今日、結婚して初めて、夫と2人で映画を観に行きました。私は映画を映画館で観るのが大好きなので、結婚するとき「もっと映画を一緒にどうたらこうたら。」みたいなことをメモ用紙に書いて渡したはずですが、それが実行されるのがまさか3年以上先の話とは、まったくもって予想だにしないことでありました。家庭にはそれぞれペースというものがあるとしても、これはちょっとスローペース過ぎるのではないかと思いました。そもそも今日映画につきあってくれたのだって、朝のケンカをなかったことにする交換条件のような気がしてなりませんでした。と、大声でこの文章を読み上げながら日記を更新し、次回につなげたいと思います。
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会話!! |
2006,7,19 |
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ついにこの日がやってきました。友達の娘が私を電話口で認識してくれ、普通に会話をするというこの日が。あなたが生まれた日からずっとこの日を待っていたのです。「もしもし、もえちゃん?おっきーよ。」「あぁ、おっきー?」「もう学校終わったん?」「いや、明日行ったらその次から・・・」「あ、夏休みなん?」「うん、そう。」「宿題いっぱいありそうじゃね。大丈夫?」「あー、まぁ大丈夫と思う。」「お母さん、今ご飯作りよる人?」「いいや、お風呂はいっとる人。」「今日おっきー電話もらっとったみたいなんよ。また明日かけるって言っといて。」「うん、わかった。」「じゃーね。」「うん、ばいばーい。」す、素晴らしいことです。あの赤ん坊だったあの子とついにこんな立派な会話を交わしたのです。たぶん彼女の方には緊張感がなく、私のが緊張して頭ん中フル回転でしゃべっていたように思われます。私はこの彼女にとても期待を寄せていて、いったいどんな娘さんになるんだろうと楽しくてしょうがないのです。母親である私の友達から聞かされる彼女の数々の武勇伝。その武勇伝目当てに今日は話しそびれたけど明日は休みなので朝から電話でしゃべりまくろうと思います。会うにはちょっと遠いのです・・・。
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寄り道敢行! |
2006,7,15 |
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土曜日という曜日はたいてい寝不足気味。気合いで午前中を過ごし、車を運転して家に無事にたどり着くことが何年たっても奇跡の曜日ですが、今日は正真正銘の寄り道を敢行。世界遺産写真展Vの展示終了日が明後日に迫っているので「今日行かんかったら明日も行かん。月曜日はもっと行かんだろう。」と考え、意を決して寄り道。もちろんひとりです。ひとりだと「もう帰りたい・・・。」と裾をひっぱる夫に気をつかわなくてもいいし、自分のペースで立ち止まってじっくり眺めることができるのがいいなぁと思いました。写真集のサイズでは感じられない地球の大きさを感じることができました。完成まで700年近くかかって完成したような世界の建造物にももちろんおどろきましたが、やっぱり私は地球が惑星であるということを感じられる写真を長い時間眺めていたように思います。常設展示もついでに見ました。「徳山の歴史」という展示もあって、そこにも一応足は踏み入れたもののすぐに力尽き、まぶたを必死にこじ開けて再び車を運転して帰りました。周南市美術博物館ってすごくきれいですね。初めて行きました。動物園も好きなレストランも近いし、緑並木をくぐることもできるし、もっと利用しようと思いました。
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夜10時のスーパーマーケットにて。 |
2006,7,13 |
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じゃがいもと紫たまねぎをいただいたので、かなり久々にポテトサラダを作ったのですが、仕上げの段階でマヨネーズがないことに気がつき、近所のスーパーにマヨネーズだけ買いに。そこで若者ふたりに声をかけられたのですが、「なんかテレビとテンションが違う。低い。」と言われ、つまらなそうな戸惑ったような顔をされてしまいました。テンションが低かったことを謝るのはなんか変だし、「そうですかねぇ。」としか答えられずにいました。でも、せっかく声をかけてくれた人をがっかりさせたまま失礼するのは気になっていて、その場に妙な間を生んでしまいました。内心「ひとりでマヨネーズ買いよるだけの人でテンション高い人ってそうそうおらんよ・・・。」と思いつつ。するとその若者ふたりは「でも、頑張ってください。」と言ってくれたのです。笑顔で。意外な展開でした。「でも、」の意味は不明ですが、その無邪気な笑顔で私はかなり救われたんです。仕事でだいぶへこんでいたのに、本当に彼らが最後にくれた一瞬の笑顔で私は自分が少し回復したのを感じました。彼らは自分が大人一人を元気にしたとは思ってないかもしれないけど、私はこれってすごいことだなぁと思いました。きっとご近所さんなんだろうと思うので、今度会ったら瞬時にテンション2割アップくらいはできるようにしとこうと思います。眉間のしわももっと気をつけます。
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褒められたこと。 |
2006,7,9 |
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大人になると褒められることというのは極端に減るものですが、私は今日夫の母からとても褒められました。「よく引越した!」ということについてです。初めて新しいアパートにお招きしたのですが、急なことでテーブルの上にはメイク道具やメモやら原稿やらなんやらかんやらがぶわーという状態だったのですが、おかあさんはそこにはほとんど触れず、引越しの決断についてえらく褒めてくれたのです。そして「ここなら安心した!」とすごく喜んでくれたので私もとてもうれしく、大出費だったけど引越してよかったと思ったのです。すると「私もここ空きが出たら引っ越そうかしら!!」とおっしゃるではありませんか。ちょっ、ちょっ、ちょっ、と待った!!今でも十分スープの冷めない距離ですし、私は私は私は、今お住まいの場所でまったくなんの問題もないと思いますよ思いますよ。おかあさんが住んでるマンションは高層階だから実は私あの眺めも好きですし、好きな空の写真も撮りやすいんですよね!と、言えればよかったんですが、口から出た言葉は「あはははは。」でした。お互いに嫁姑の自覚が薄いとはいえ、緊張した一瞬でした。無邪気な姑を持つお嫁さんのみなさん、これからも私達は小鹿のように生きていきましょうね・・・。
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七夕のジンクス |
2006,7,7 |
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やっぱり曇りです。梅雨があけてるわけない時期だからしょうがないっちゃーしょうがないことですが、子供の頃からこの日はよっぽど曇っているんでしょう。もう「快晴」というお天気をはなから期待していないように思います。しかし、はっきり言って子供の頃より願い事は真剣なものになっているような気がします。「○○になれますように。」という夢を含んだ願い事じゃなくて、もっと切羽詰った、せめてこれだけはお頼み申し上げます、という感じの願い事。それにしても、大人になればなるほど、願い事が下手っぴーになっている気がします。どうして私はもっとシンプルに考え事ができないんだろうとも思います。人が生きていくために、夢と希望ってどうしてもどうしても必要なんだなぁと強く感じた2006年の七夕。みなさんの願い事が(もちろん私のも含めて下さい・・・)どうか切羽詰ってるもの順に叶いますように・・・。なんか七夕にしては言葉が美しくないけども!!!
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ビールとほっけ。 |
2006,7,4 |
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昨日の日記になるんですが。 結局昨日一日なーんもできなくて、ほんとに動けなくて、お皿を洗うとかそういう基本的な家事にも手が出なかったんですが、自分で勝手に急患受付と決めている友達に夕方SOS電話をして話しているうちにぼろぼろ泣けてきて、時間にすると一瞬だったんですが、電話を切ったあとは膿が出たようにすっきりできたのがわかりました。泣いている理由は特にないと思うという説明をすると「たまってるだけ。」と言われました。そのシンプルな回答に納得し救われ、気持ちを立て直してフラメンコのレッスンに行き、「帰りに絶対ビール買って帰ろう。」と決めていたので買い物にも行きました。そこでほっけの醤油干しが目に留まり、「今の自分に必要なのはビールとほっけの組み合わせに違いない。」と直感。サッカーから帰ってくる夫を待たずにひとりでキムタクを見ながらほっけを焼き、ゴーヤのおひたしとお味噌汁を作って食べました。ビールとほっけ、案外しっかりと効果はあったと思います。人間、なにに救われるかわかったもんじゃないです。ほっけは北海道産でした。フェアだったのかな?
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アイドンノー気分転換。 |
2006,7,3 |
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旦那さんの実家にご飯を食べにいった帰り道に飲み物を買うために寄ったコンビニで、気がつけばもう何ヶ月も買ってなかったファッション雑誌を買いました。前に買ったのはたしか冬です。白いニット帽をかぶったモデルさんの表紙でした。新しい雑誌を買った日ってたいていついつい家事を後回しにして読み始める方なんですが、目の前に雑誌があるのになかなか手が伸びません。ノらない、とはこういう感じかしらと思います。テーブルの上にCMの絵コンテがバサーっと出しっぱなしになっていて、ちょっと動けば目にとまり、「ここの動きどうしよう。」と考え始めては「わからん。」とやめてしまうのがいけないんだとはわかっていますが、その繰り返しを飽きもせずしている状態です。うちの人は家に帰ってきた瞬間からスイッチがオフれる人なので、私のこの状態にまったく共感していないらしく、「別にそれあんたの本職じゃないんじゃろ?なんでそんなにびびらんにゃいけんか全然わからん。」と言われました。はいはい、おっしゃるとおりですけども!!!私は気分転換が下手なんでしょうか。家の中にいても気分転換はできる、むしろそういうの得意だと思ってた方なんですが。気が小さいというかなんというか、もうそういうことが隠せんようになってきとるじゃんか、とちょっと自分にあきれてます。本当はそういうことは秘めていたい。でもこのダサい自分を許せるようになったとき、きっとCMは完成するとも思いたい。 そういえば、昨日今日、お菓子が欲しくありません。私にとっては異常事態です。
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ついに・・・。 |
2006,7,2 |
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ついに怒涛の7月が始まってしまいました。時間もだけど精神の消耗を感じます。そして私は白髪がえらい増えました。いやーーーーー!!でもしょうがないと思う。自分が言い出したことだからです。夏休みのスペシャル企画でCMを作ると言い出した私。もうすでに後悔してます。企画が通った時点から「ヤバイ!これは絶対ヤバイ!発言を撤回したいけどもう動き始めちゃった!」と思いました。自分の無能さを毎日毎日つきつけられて、部屋で音楽が流れているだけの状態なのに情けなくなってきたりします。今までに感じたことのないあせりがまとわりついていて、それを自覚するために今日記を書こうと思ったけど、いつもよりこの日記が頼りになりません。これから先の撮影スケジュールにも自分が用意しなければいけない全てのことにどこか抜けていることがあるような気がして、問題が発生したときにどうしようと恐くて恐くて、でも、これがディレクターなんだと実感して今、仕事をしていないと不安病です。更新したらまた仕事に戻ります。今日はまだメイクもしてません。顔も水で洗っただけじゃし!7月は限りなく主婦業を放棄します。もう、それを許す。自分に。
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