おっきーのにっきー2006/03


ヘレン 2006,3,29
「こぎつねヘレン」をひとりで観にいきました。そして、同じくひとりで観に来ていた女の子のとなりのとなりの席で、かなり早い段階から泣けそうでした。映画が始まり、数分後、「こぎつねヘレン」というタイトルの文字を認識しながらすでにヤバかったのはいくら何でも早すぎました。さすがにタイトル段階で鼻をすするのはこらえましたけども、もうとにかくヘレンが大画面に登場するたびに「なんっっちゅうーかわいらしい・・・見てんあの・・・だっこのされ方、うっ、泣こう、もうここで泣いてしまおう・・・」という状態。主人公の男の子にヘレンが抱っこされてるだけで私は本当にその姿だけで泣けました。私、いったいどこの何に反応して泣けるんだろう。そこは割と謎ですが。とにかく、私にとってはヘレンがいっぱい大画面に映し出されれば、もうそれだけで成立していたのだと思いました。

近づいてくる春よ・・・ 2006,3,27
桃の花のピンクはかっわいいなと思う。菜の花の黄色もライトみたいでいいですよ。でもやっぱり根本的に「春」がですね・・・うっ・・・。それでたまらなくなり友達に電話。「春だよーーー。」という内容で。今のはぜひ木更津キャッツアイのオジーの「朝だよーーー。」風に発音してもらいたい。まぁ細かいことはいいんですが。すると「あぁ、そういう人おるみたいよ。なんかね、いろいろな植物が元気に太陽に向かって芽吹いていくのを見て『なんであたしはどんよりとしているのか・・・』ってますます落ち込んでいくらしいよー。」と明るくインフォメーションをもらいました。明るすぎるのです、この世の色が!その友達は「えー、春大好き!!」って言ってました。・・・。
で、春って何月までが春?あと何ヶ月のあいだが春?明日ってもう春?「プライド」のキムタクはハル!!・・・ほらね、こんなになる・・・。よし。気合を入れるために年明けから読んではくじける「高慢と偏見」の続きを読みます。春についてもがき苦しむより外国文学でイライラする方がまだ救いがある気がするのです。

誕生日ディナー 2006,3,23
今日は夫の母の誕生日。去年は紅茶のセットか何か、簡単なプレゼントにしたのですが今年は違います。しかしなぜこんな結構緊張するようなことを考えてしまったのか謎です。その場のノリだったとしか思えません。でももう電話でお誘いしてしまったので腹をくくらねばなりません。何をする気かと言いますと、「息子の嫁の料理の腕はなんぼのもんじゃい。」という企画です。平たく言えば「手料理を用意してお待ちしております。」ということです。そこで昨夜、今日の夜作るメニューのリハを済ませました。和食で勝負する気はさすがにまだないので、かつて実家で連続して作りすぎ迷惑がられ、それでも自分では自信のあるイタリアンです。味のリハはもちろんですが、練習しておきたかったのはサラダの盛り付け。生ハムをお花のようにできるのかどうかです。

さて、夕方めっちゃバタバタしましたが、春野菜のパスタとコンソメスープとサラダを作ることができました。夫からは「瓦そばの方がいいと思う。」と言われていたけど無視してしまいました。デザートまで考えが及ばず、夕方になって頭フル回転させてみたものの、「無理するのはやめとこう。」と思い、せめて盛り付けに必要なお皿を買うことにしました。とてもスーパーマーケットの雑貨コーナーにあったとは思えない、大好きな月のカタチをしたお皿。売り場の前を通りかかり見つめ続けること半年。「かわいいな。でもあの形って使うのにはどうだろう?」と買い渋っていたお皿を今日のデザート用についに買っちゃいました。580円だったけどこれがとってもインパクトがあってしかも盛り付けやすい。なんでかな。写真のコーヒーからスタートしてアップルミルクティー、緑茶、さくらんぼティーと飲んでしゃべって。おかあさんを送っていったのは12時半でした。7時から12時半までしゃべりっぱなしだったけど、いったい何について盛り上がったのか・・・。
で、おかあさんはいったい何歳になったんだ?

修理アットホーム 2006,3,22
今日はもうテレビの前から動けませんでした。野球の日本代表チームを扱うワイドショーをとっかえひっかえするのが忙しくて。まぁそういうのを「忙しい」とは言わないですけども。何回見ても、誰のなんのコメントでも涙が出そうでお出かけなんてできません。そこでテレビのある部屋にこもり、手の届く範囲のものをちょこちょこ整理していたら、ふだんクロスをかけていて中が見えないカゴの中から壊れてつかわなくなっていた大好きだった目覚まし時計が出てきました(←写真中央)。いつか修理に出そうと思っていたはずなんですが存在そのものを忘れていました。こないだの大掃除でドライバーのある場所を把握していた私は、無謀にも修理(っぽいこと)を開始。新品の電池を入れてみたものの秒針が動きません。たたいたり、時刻合わせをぐるぐるやってみたり、ドライバーで取れるネジをはずしてまたつけたり、思いつくままにいろいろとやってみました。そして、修理のマネごとにも飽きてきたので、再び電池をセットしてみたところ、「チッ、チッ・・・」という音とともに秒針が動き出すではありませんか!!あは、直っちった(><)。実はこれ、高校3年のときにつきあってた人のお姉さんが選んでくれたというプレゼント。モノに罪はないのに融通の利かない私は思い出を処分してしまう方なのですが、これだけは当時から「いつまでも飽きなさそうだなぁ。」と感じていて別格扱いだったため生き残っていたのです。目覚まし時計って朝はめちゃくちゃ腹立つのですが、これがないと働く者としても妻としてもお話になりません。皆さんは目覚まし時計、何個セットしているのでしょう?うちはこの3つに加えて、家の電話と携帯のアラーム、計5個をセットしても毎日きっかり二度寝してます。結局は「あ、お弁当・・・」という自分内キーワードによって目覚める日々。仕事じゃない日こそ早く起きて、メイクも終わった状態で人間らしい妻として夫を起こしてみたいのに!そんなん1回もできてないし!明日こそ!明日こそ!!

パート2 2006,3,21
本当に、しつこい性格してるな、と思います。
融通がきく大人にならなくちゃ・・・。

瓦そばアットホーム 2006,3,19
初めて家で瓦そばを作りました。牛肉を買い忘れたのでハムを炒めて代用。(←もみじおろしは買うことを思いついたのに。)ハムだと牛肉よりピンクなので見た目が派手になるように思います。満腹です。やばいです。

美しい野菜 2006,3,16
感動。うちの冷蔵庫には今これだけの野菜があってこんなにもキレイ。こうやって仕込みをしておくと、どっかのレストランの厨房に勤務している気分を味わえます。しかも朝お弁当が作りやすい。ジャーって炒めたりハムで巻くだけで何品も完成。それにしても色が綺麗で感動します。野菜を刻む作業が一種のセラピーになり得る気さえします。

おいしいんですマジで! 2006,3,15
昨日のにっきーを読んだ夫の母が「おいしそうだから作り方教えて。」と電話をくれたとき、私は2日連続でこの夕飯を作っている途中でした。牡蠣をフライにするとあんまり好きじゃなくなるのですが、この佃煮風で食べる牡蠣は大好き。なぜ2日続けて作ったかというと、「これ明日も食べたい。」と言う人がいたからです。リクエストがあると献立を考えなくて済むのでちょっとラク。しかも今日の生ガキ、広告の品でした(><)ラッキー!
連続と言えば先週インフルエンザで休んだフラメンコのレッスンの振り替え分を2回分消費するため、月、火、水、ともう3日も連続でスタジオに通ってます。今週は金曜にも通常のレッスンがあるので週4日レッスンを受けることに。毎日おなかがぺこぺこなのもあって夕飯がおいしく感じるのかな。いや、空腹を差し引いてもこの牡蠣の佃煮丼はだいぶおいしい。

ホワイトホワイトデー? 2006,3,14
昨日の夜、「明日はホワイトデーだって知ってた?」と夫に聞いたら「知ってない。忘れてた。」という返事が返ってきて、それ以上発展しなかった会話を思うとなーんにも期待するべきではない今日。春の雪が降ってホワイトホワイトデーになったところで、きっとお返しはないんだね・・・。ふふふ、ははは、あー、今日も紅茶がおいしいな!写真は今日の紅茶です。ダイエットのためにと低脂肪乳を買いがちだったけど、「たまにはおいしい牛乳でミルクティーが飲みたいんじゃ!」とちょっと乳脂肪高めの牛乳で入れた、ロイヤルミルクティーのようなミルクティです。思った通りおいしいです。
それはそうと、家での料理がとっても楽しいです。実は先日、寿司をにぎりました。日曜日だったかな。うちの王子がお寿司が食べたいと言うのでお寿司を買ってくる約束をしてひとりでスーパーに行きました。すると、もう閉店間際だったし日曜だったしで本当にひとつも残ってなかったんです。「もう全然ないですか?」とお店の人に聞いてしまったほどです。すると「申し訳ございません。」と謝られてしまいました。いえいえ、遅くやってきて「さぁ寿司をくれ。」と言わんばかりの私が悪いんです。実はお寿司を買うつもりだったからご飯の用意ができてなかったんです。すると「ご飯がないんでしょ?」と売り場の方に見事当てられてしまいました。そう、そうなんです!と興奮しながら、半額になった中トロ入りのお刺身セットを買って帰り、ホカホカご飯だけを販売してくれるコンビニで白ご飯だけ買って帰り、速攻酢飯を作りました。ロケ先としてお世話になった寿司やすさんの握り方を思い出し、「そこはかとなく握り(仮)」が完成。やればなんとかなるものです。今日もきっと寒いと見越して、買い物は昨日のうちに済ませているので、今日は明るい時間から本を見ながら夕飯の準備をします。牡蠣を佃煮みたいにしてきざみ海苔とでトッピングする牡蠣ご飯にする予定!

共同作業でございます。 2006,3,13
社会人として失格なんでございますが、いい加減個人の名刺をきらして長いので「自分で作ったる!」とようやく一念発起。名刺用の印刷用紙を購入してきました。が、やっぱり自分ではソフトを使いこなせず、2時間くらいをあっという間に消費したのち「印刷屋さんに頼めばきれいにできるもの・・・。」と挫折。ちょうどその挫折直後に夫が帰宅。帰ってきたのは夜も深い時間だったのですが、ちょっーーとばかし疑問が解決できたらいいな、くらいのつもりでソフトの機能について質問。これが彼を熱中させることになってしまい、結局私が「もうちょっと細く、もうちょっとあいだをあけて。」などと横でえらそうに指示、夫は黙々と指示に応じた作業をすることになったのでした。パキパキと簡単に折ってしまえばふちがとってもキレイな1枚になる用紙のなんと便利なことか。来週あたまにどうしても個人の名刺を渡す機会があるのですが、お会いして名刺交換するであろう人数はたぶん3人くらい。それなのに印刷が楽しくてついつい1年分はゆうにあるだろう量印刷してしまいました。これまでずっと写真入りのデザインにしてきたのですが、なんかもういいだろう写真は、という気がしてやめました。以前友達に作ってもらった名刺をもとに色とフォントだけ変えたレイアウトにしました。その友達のデザインがきっと優秀だったのでしょう。写真を省いても全然バランスが悪くないのに感心しました。もしかしたらその友達は「このレイアウトで写真入れるの、ほんとはおすすめじゃないなー。」と思っていたかもしれないな、と気がつきました。50枚の名刺が700円程度でできちゃった。と言ってもクレジットカードでためたポイントで交換したので実際には支出ゼロ!ポイントを貯めて貯めて洗濯機を買うときに値引きしてもらおうと思っていたけど、つかってしまった。お弁当を作っていても思うけど、やっぱり手作りって経済的なのかな。夫のお小遣いがまったく減りません。あまったらもちろん巻き上げようと思っています。あら?わたし、鬼?

おうちカフェ 2006,3,12
「おうちカフェ」という言葉を耳にするのも目にするのも、たいしてめずらしくなくなってきた昨今ですが、今日はまさにおうちカフェな午後でした。いつも突然訪問してくれる女友達が「今○○書店なんだけど家にいる?」と電話をくれて15分後、誕生日のプレゼントを持って来てくれたんです!真っ白なホーローのキャニスターとバジルソルトとメルヘンで立体的なバースデーカード。昼間ついていたテレビ番組でちょうどバジルとパン粉をつかった料理を紹介していたのを見て、「乾燥バジル使ったなにかを作りたいなぁ。」と一瞬思ったことを思い出しそのタイミングに感激!そしてこのホーローのキャニスターも好みがドンピシャで感激!聞けば彼女のお母さんと一緒に選んでくれたらしく、「沖永優子ちゃんは入れ物が好きみたいなの。」と説明してくれたらしく、このキャニスターがお母さんの一押しだったそう。えぇ、わたし、ぜひ味噌を入れたいと思います!なんつーかわいい味噌入れ!もう今日は「!」を使いすぎです。実は彼女はひなまつりが誕生日。わーん、私こそ誕生日プレゼントを渡すべきタイミングだのにー!自分の好みを知ってくれている人がいるということにとにかく感激した午後でした。気持ち悪いすっぴんのままお茶してゴメンなさい。順番おかしいけど彼女が帰ってしまった後メイクしました。美容院帰りの彼女はとてもかわいくてまぶしかったです・・・。

沖縄料理店にて。 2006,3,11
自分から「ご飯食べに行きませんか?」と誰かを誘うということ自体、私にしてみればとにかくめずらしいことで、それはそれは一大決心だった。以前お世話になっていた職場の女性二人に今週の頭にメールでお誘い。別に何か話したいことがあったわけでもなく、思いつきに近いものだったのだけど、会ってご飯を食べて過ごしたい人を思い浮かべたとき思い浮かんだ人はなぜかその年上のふたり。「で、何時にどこに行ったらいい?」と即答いただいたときはとってもうれしかった。その返事をもらった日から今日まで、私はアホみたいに浮き足立っていた気もする。それほど久々に会う二人だったからなのか、自覚してたよりふたりを好きなのか分析に困っているけれど、とにかく会う日が楽しみだった。結局お店は私が勝手に選んで、時間も「6時にきてください。」と連絡。自分にこんなことができるとはちょっと驚いた。一応最初に「どういうお店がいいですか?」と尋ねはしたけれど、夜か昼かだけ聞いて、途中からもうさっさといろいろ決めてしまおう、という気になってしまった。自分だってやればできるではないか、と思った。「上司と飲みに行く。」とか「先輩の誘いを断れない。」という状況を実感することがないままの10年を社会で過ごしてきたからと言って、職場の人とプライベートで会うということを理解するのにこんなに時間がかかるとは思わなかった。別に普通に集合して「次なんにしましょう?」って言いながらメニュー見て、食べたいものを、例えば「ゴーヤのおひたしもう1回!」とか頼んでしまえばよかったんだ。沖縄で食べるよりはるかにおいしい沖縄料理のお店であっという間に3時間。デザートはうちで食べようと思っていたのでうちの狭い台所でお土産にいただいたクッキーをほおばりながらいろんな種類の紅茶を飲んだ。こういうリフレッシュ方法があるのに、なぜ今までできなかったんだかさっぱりわからず。深夜までおひきとめしたけれどそれでも時間が足りない感じがして「勇気を出してまたお誘いします。」と見送ったら「勇気はいりません・・・。」と言われてしまったけど、やっぱりまた勇気を出して誘ってみちゃおうと思ったのでした。断然遅いけど、一歩前進したと思う。

そろそろ終了・・・? 2006,3,10
すごく眠たかったけどお弁当は作ることができました。でもだんだん気温があたたかくなってきているので、車の中に積みっぱなしでお昼まで過ごされるとちょっと鮮度が心配になってはきています。去年はいつ頃までお弁当を作っただろう。去年よりはがんばって続けている感覚はあるのですが。お弁当、今日で終わります、というのはいつ決めたらよいだろう、と考えています。朝早く起きるおかげで、夜ちゃんと眠たいというサイクルができたのはよかったと思いますが、お弁当のネタがだいぶつきてきて、きゅうりを入れたちくわなんて、この1週間ずっと登場しています。さすがにちょっとお弁当ブックでも見ようかなと。だいたい私は使う食材の幅が狭いんだと思います。もっと冒険してみなければいけない時期にあるのかもしれません。

たまには仕事のことを書く。 2006,3,9
あんた、ひょっとして今週仕事しないのか、と言われるといけないので、ちょこっと仕事のことも書かせていただこうと思う。私はフリーランスなので仕事があるかないかという極端な状況で生きているのですが、サラリーマンの皆様の場合、仕事があるのは大前提として、それ以外の大前提に「人事異動」というものもついてまわるのですね。ある日突然自分の選ぶタイミングじゃなく環境が変わった場合なんて特に大変なんだろうなぁと思います。最近私の身の回りのサラリーマン(=番組スタッフ)の間でも一部異動があって、新しいメンバーや、たまにしかご一緒できない外注のカメラさん、音声さんとで取材に行くことが増えたように思います。っちゅうかそもそも私自身が外注スタッフですけども。で、今日はマジメな日記になりそうでちょっと恥ずかしく、仕事のこととはいえtysのHPにはかきたくないのでこっちに書こうと思います。こっちならいいんか!なんでや?という感じもしますがいいんです。どうぞ気にしないで読み進めていただきたい。さて、ロケ中特別指示がない時には普通自分で考えて動きますが、どう動いていいやらわからないときもあって、コレだという自分のとるべき行動が浮かばないときに「どうしよう?どうしたらいいと思います?」と尋ねることができる環境にあるということがとても健やかで恵まれているなぁと思ったんです今日。尋ねたらいろいろとアイデアを出してもらえたり、スタッフ全員でひとつの演出を理解するその工程をとても興味深いと感じました。一緒に仕事をする人たちのいろんな人柄が仕事を通して少しずつ見えてくるのも仕事のおもしろい一面だろうなぁと、今日はちょっぴり新鮮なメンバーの中でそんなことを考えました。私は、仕事をしている人の仕事中の姿を、とても愛しているんだと思います。だから、怒られている人も怒っている人も、そんな状況のそばで勝手に気まずくなっている自分もごまかさず、泣けても笑っても納得がいかなくても、仕事を通してのいろんなことを、いろいろ感じながら明日も仕事したいと思いました。あ、明日わたし休みだった。休みなのにお弁当作るために早起きするの、なんだかなー。でもがんばって起きよう・・・。ではみなさん、おやすみなさい。

春風景 2006,3,8
とんぼ返りで実家に帰りまた周南に引き返す途中で、実家から一番近い、いつもお世話になっているガソリンスタンドで給油したのですが、店先のバケツに菜の花が生けてあって、それがとてもかわいい色の組み合わせだったので「これ撮って日記に載せてもいい?」とことわってから撮影させてもらいました。たぶんこのピンクのバケツと菜の花の明るい緑色が目をひいたんだと思います。これからいろんな花がぶわーっと咲きはじめて、山もどんどん明るい緑色になるんだなぁと思いました。四季のバランスがいい日本で生まれ育ってよかったなぁとも思います。いくら冬が好きでも、北緯60度のヘルシンキあたりで残りの人生を過ごせないと思うし。

押入れ整理の日 2006,3,7
その気でやったのに6時間くらいかかりました。でも大成功の押入れ整理。うちは2DKという間取りなので、例えば風邪がうつらないように別々の部屋で寝るとなると、一方は必然的にリビングで寝ることになります。このたび、寝室に使っている和室の押入れからいちいち布団をリビングに運ぶのって合理的じゃないなぁということに気がついて、最初からリビングの押入れの下段を布団収納スペースにすればいいんだ、と思ったことからこの押入れ整理は始まりました。となると、それまで下段に納まっていたものをどうにかしなければなりません。ついでに上段も整理整頓しようと手をつけ、だったらクローゼットがわりにしているあっちの押入れも、と、どんどんやることが増え、お昼ご飯もお茶も忘れて夢中で片付けました。夕飯の買い物に行ったのは7時を過ぎていたけれど、気持ちはすごくスッキリ。引越しの予定はまだ全然ないのですが、このいつでも引越し可能な状態というのがすごく気持ちがいいです。わけのわからないダンボールがスペースの無駄遣いをしていたこともよくわかり、容赦なく処分。片付けの途中で小さな携帯ラジオが見つかり、それをエプロンのポケットにはさんでFMを聞きながらだったので作業を楽しむことさえできました。中学生や高校生の頃、テスト前になると急に部屋の大掃除をしていたことを思い出しましたが、そういえば明日は公立高校の入試なんですね。みんな落ち着いて試験が受けれるといいね。

掃除中にやりがちなこと 2006,3,6
ダウンしてからほとんど1週間家のことができなかったので、少しずつ家の中を片付けて過ごしました。で、やりがちなのが、本を片付けながらマンガを読んでしまうとか、ビデオを整理しながら「これ何が入ってたっけ?」と再生するついでにみいってしまうとか。次々にビデオを再生しながら、急に思い出して結婚式のビデオを出してきて、およそ2年ぶりくらいに見てみました。業者さんに頼んで撮影してもらった沖縄での結婚式。当時27歳の自分を見て軽く戸惑いました。27歳と30歳では同じ人間なのにこうも違うのか、というほど違う。何がだろう。ルックスの傷みはもちろん今より少ないのですが、そうじゃなくてなんかちょっと今より性格が悪そうというか・・・。夫はというと今より断然大人っぽく、さすがにみんなまだ「他人」って感じがしました。2年半の間にちょっとずつみんなの距離が縮まってるんだなぁとしみじみ。特に私と夫の母との距離はずい分無理がない距離になったと感じました。この結婚式ごろってあれだけ毎日のように夫の実家に通っていながら何を話していたのかさっぱり思い出せない。きっとそれなりに緊張していて思うように話せてもいなかったに違いないです。最近は話題に困るということがなくなりました。適当にそのとき話したいことをお互いに話しているからだと思います。この、「適当」というのにたどり着くまでがひと山だなぁと思います。それにしてもなぜあの年のあの時期に結婚したのか、今となっては不思議でしょうがないのです。なんかすごく簡単にいろんなことを決めてしまって、盛り上がりとか気持ちとしては全然ピークではなく、淡々と準備をすすめていたし、冷静に打ち合わせとかしたりして、なにかこうプロジェクトを最後まで無事に遂行しきることが目的のような自分しか思い出せない・・・。みんなそんなものかしら?結婚という時期にしてはスウィートな空気が足りないというか、とても孤独な作業風景ばかり思い出せるのも悲しいものがあります。そして、夫婦間の記憶にはきっと温度差があるな、と感じます。というのも、プロジェクト全体の責任者という位置の私と、なんか楽しいお祭りに参加しました、というポジションの夫。ビデオはそういう顔をしっかりととらえていて、夫は初々しく、私はうっかりプロデューサー顔のまま映っているのです。こんなのいやだ!!それってなんか理想と違う。もっとこう、どこまでも優しそうな花嫁を演出する予定だったはず。それがあなた、優しそうな新郎と頼れる新婦が映ってましたから。これから結婚する若い皆さんに言いたい。準備を全て終えた当日の自分の演技かイメトレは最後までお忘れなく・・・。

今さらエキシビジョン 2006,3,5
たっぷり12時間眠り、起きておもむろにビデオをつけたらトリノオリンピックのフィギュアスケートエキシビジョンを録画したテープだったのでついついそのまま早送りもしながら最後まで観てしまいました。いろんな特別なコスチュームも楽しいエキシビジョンでした。まずフィギュアスケートの人たちの体型が好き。とくに、スケート靴までフルカバーする肌色のタイツ。もともと足が長い人が多いんだろうけど、それがさらに足が長く見えるのであの下半身の美しいシルエットを見ているだけでもため息・・・。アイスダンスとかペアの人たちはペアだからこそのアクロバチックな技が見せ場かもしれないけど、私はあの普通に滑っているときの平行感覚というか、全てがぴったりのタイミングで踊りながらまったく同じ動きで移動していく時間が大好きだと思いました。ようやく今週末に放送になるのですが、トリノオリンピック女子フィギュアショートプログラムの前日に、2年前にも取材させてもらった下松市でフィギュアをがんばる女の子をまた取材させてもらえました。自分が一緒にすべることができなくても、目の前で練習をみせてもらえただけで大感動!その感動がうまく伝わるといいんですが・・・。

A型でした。 2006,3,2
ここ数日、体調を崩していました。みなさんお変わりありませんか?これはヤバイ感じ、と思ったその日、どっから見ても負のオーラをまとって病院へいきました。するといつも弱りきったところしかお見せできない先生に顔をみられるなり「あら?インフルエンザじゃない?」と診断の前に診断されました。「もう終焉にむかっとるっちゅう時になる人おるんじゃねー。」とか「目がうるうるしてチワワみたいになっとる。」とか「こりゃ熱が相当あるよ。肉まんみたいにぽっかぽかー。」と楽しそうに診断していく先生。いいな先生、いっつも楽しそうなんだよね。弱ってる自分がたまにアホらしくなるほどです。先生を見ていると精神的にだけは多少元気をもらえます。で、妊娠検査薬みたいな装置でインフルエンザのA型方向に陽性反応が出て「はい、A型。」とのことでした。このあたしが!?インフルエンザ!?ありえんのんですけどーーーー!と思いながらへなへなと待合室の椅子で待機。いつも凛としておきれいな医療事務の方に呼ばれ、タミフルと鼻水のお薬を出してもらいました。今日で3日目。まだ全快ではないけれど、ここまではタミフルで治し、あとは気合いで仕上げるつもりです。さすがに今回は気力だけじゃ太刀打ちできなかったとです・・・でも体力さえ回復すればもう動けます。とは言っても3日間パソコンも開けないどころか移動はトイレと台所と洗面所のみ。テレビのある部屋にすら行ってないです、用事がないから。当然お風呂も入ってない。さすがにひどい頭と顔になってます。こんな状態を見せられるのは今や夫のみ。その夫はうなっている私をみて「まんまるー。すごい顔ー。」と大はしゃぎ。信じられないほど失礼な生き物と同居しております。でも、彼はレトルトのおかゆをあっためてくれたり、コンビニのうどんを作ってくれたり、そしてそれを「いいな、おいしそうだから食べたい。」と言ってきたり、汗をかいて私の着替えがなくなり大量にカットソーを買う目的で入ったお店でどさくさにまぎれて自分が普通に欲しい服も一緒に買ってきたり、よく働いてくれました。失礼でもお調子者でもいいから、頼むから順番でインフルエンザにかからないで欲しい。私はあなたのように看病を楽しめないと思うからです。みなさんも残っているインフルエンザウイルスに気をつけてくださいね!