おっきーのにっきー2005/09


大事なルール 2005,9,29
普段あまり気持ちを話さない人が放つ言葉には、こんなにも威力があるのかと思いました。私と夫の間にはあるご夫婦にならってちょっとアレンジして受け継いだルールがあります。そのご夫婦は結婚記念日にご主人が奥様に手紙を贈る約束をしているそうで、その手紙を忘れたら離婚します、というくらい、奥様にとっては大切なルールなんだそうです。ご主人はどんなに仕事が忙しくても1年に1回手紙をかき、奥様はケンカをした際、その恥ずかしい手紙を大声で読み上げるのに使ったりするそうです。この話を自分の結婚前に聞くことができた私は、結婚するとき夫に同じ約束をしてもらいました。夫はそのご主人をとても慕っていて憧れも抱いているようにみえたので、「あのご夫婦の真似をしたいから。」と言うと、約束をとりつけるのは結構簡単なことでした。私がここの日記に夫を登場させることができるのは、普段夫はまったくもって夫らしくないからです。夫婦らしい会話もそうそうございません。夫というよりルームメイトなのです。下手なイラストがいっぱいちりばめられ、「クラブがほしいです・・・」というサンタクロースあてか何かと勘違いしているような一文もあったけど、夫からの手紙は芯に効きました。字も幼いからかっこ悪いんですけど、ど真ん中にきました。1年に1回おさえるとこおさえて、あとの364日は大目にみてね、なんて、そううまくいくと思うなよ、と、思いつつ、こうやって夫の思うツボにはまっていくんだろうなまた1年。これから結婚にむけて話がすすみそう、というあなた!アメリカのカップルみたいな結婚前契約までいかなくても、1個くらい約束事項があっても負担にはならないと思いますよ。ちなみに夕食は焼きうどんとサラダとデザート。いいんです!おいしけりゃ。

月・火・水 2005,9,28
いい!月・火・水に何も予定がないといろんなことが整います(^^)
この間たいしたことはしていませんが、いらない資料の類を捨てたり、秋冬のお金の流れを予想して気を引き締めたり、仕事の宿題をやったり、映画を1人で観にいったり、掃除をしたり、やろうやろうと思っていたことを一個一個ゆっくりやりました。急ぐ能力が低いからゆっくりやるしかないのが情けないです。なんでもてきぱきできる人ってかっこいいなと思います。てきぱきやって、空き時間をたっぷりめに生み出せる人。素敵です。私ももうちょっとメリハリのある休日にしたほうがいいのかな、とうっすら感じつつも、こうやって過ごしてはじめて週末の仕事に集中できる環境が整うんだな、とつくづく思うのです。こんな自分を確認してしまうと将来子育てとかする自信はますますなくなっていく。できっこないね。でもいっぱいいるもんね、仕事しながら子育てして家事もこなしているお母さん。素晴らしい・・・。尊敬します。うちの実家の母がそうだったんですが、今思えばすごいなと思う。どっからくんの?その気力。このあいだ「もうすぐ60でーす。」って母が言っててびっくりしちゃいました。さすがに60歳と言われるとそうは見えないなと驚いたんです。今までは母が「若く見えるね。」と言われてもこのくらい若く見える人くらいざらにいるよ、と思っていました。30年以上ずっと働いてて時間に追われて気が張ってるから老け込まないんだなぁとさすがに認めました。体にガタがきているのがすごく気になるけど、病院にいく時間もとれないみたいで心配です。私も親が心配になる年代になったのかーと思います。60に近い親が朝から晩まで働いているというのに私ったら・・・。せめて今日の夕飯はがんばって作ろう!

得たもの 2005,9,26
日曜日のフラメンコライブ、無事に終わりました。お昼前からみんなで集まってまずはステージに板をセッティングするところから始まりました。レッスン用の格好をしたままみんなでゾロゾロお昼ご飯をコンビニに買いに行ったり、先輩が買った黒胡麻プリンをみんなで一口ずつもらったり、先生のソレアを見てうっとりしたり、見よう見まねでメイクをしたりしているうちに、一緒にイベントをするDJの人やヘアショーの美容師さんグループ、玖珂太鼓さんが到着。玖珂太鼓さんのリハは上の階にまで聞こえてきて、心臓の音と連動しちゃったのか太鼓の音が盛り上がるにつれて私までドキドキしてきました。太鼓の音を聴きながらいてもたってもいられなくなり、廊下で初級クラスのみんなでちょこっと練習。でもここでなんとなく思いをひとつにできたような気がしました。本番前ステージの袖で控えていた私たちはまるで小動物。普段からおおらかで堂々としている同じクラスの子さえ「緊張しすぎて吐きそう・・・。」と言っていたほどです。小心者の私が正常でいられるわけがありません。先輩たちに助けを求め「やればできる子!」と暗示をかけてもらい出番を待ちました。初めてのステージは・・・笑顔の筋肉ってどこにあるんだっけ?呼吸ってどんなタイミングでするんだっけ?と、もうわけわからないまま終わってしまいました。なんでこんなに恥ずかしいんじゃろう。でもとにかく終わった、一個経験した、という感じでした。いつもレッスンでしか顔をあわせないみんなと同じ状況で同じ緊張を味わって、受付で自分達のイベントにお金を払ってくれた人たちの顔が見れて、フラメンコを始めて半年たってようやくバイラバイラの一員になったんだと思っていいのかな、と少し思いました。それでも私はなじむのに時間がかかるからまだまだ完全に溶け込めてはないんですけど(・・)
月曜日はいつものクラスレッスンでした。レッスンに行く前、親の代わりにライブを見に来てくれた兄から電話があり、「玖珂太鼓のファンになったかもしれん。」とか「太鼓と先生のフラメンコが印象に残った。」とか「っつーかお前の踊りはいらねぇな。」とか言われました。やっぱわかる?まだライブに出れるほどの踊りは習得していないのです。それでも先生は経験をつませてくれたんだと思います。自分の位置を再認識したことで、どんな基礎的なレッスンでも何度でもやっていこうと思えました。これからはますます自分にがっかりすることと向上心を持ち続けることの戦いだと今日のレッスンでは感じました。でもだからこそ貪欲になれたのかなと思います。いきなり先生を目指すことはできないけど、先生に何年も習ってきた先輩の踊りを見ていると、いつか自分もあんな風に迫力のある踊りができるようになるのかな、という希望が持てます。時間をかけてやっぱり一生の趣味にしたいと思いました。
だんなからは昨日「フラメンコ、好きなんじゃね。」と言われました。今知ったのか!?

ちょっと大きすぎるけど・・・ 2005,9,24
なんせ明日はライブなんで、気合を写真の大きさで示してみました。
先輩たちは今日あれから何時まで練習したんだろう。まだまだ終わらない雰囲気でした。あしたはこの写真の倍以上の人数が一気にフラメンコを踊ります。
ひよっこの私も踊るんです。
ひよっこは受け付けもやってます。
みんなで一緒に盛り上がれるといいです。

ラストスパート 2005,9,21
5ヶ月前、フラメンコを習い始めたばかりのときはあんなに盆踊りみたいだったのに、気がつけば手までつけて踊れるようになってきました。新緑の季節くらいまでは先生や先輩たちの踊りを見ても「す、すごい・・・」と圧倒されるばっかりで、ぼんやりかつうっとり眺めるしかできなかったのに、「眺める」から「記憶する」という意識に変わってきたように思います。ライブ目前に自分の問題点を次々発見して少しあせりもあるけど、ライブがあるからこそ「まぁいいや。」にならずになんとかしようとしています。だんだんドキドキしてきました。練習してないとステージに立ってもきっと楽しめません。ステージで踊るっていったいどんな気分なのか、今は想像もつきません。中学生の時にならっていた普段からすっごく厳しいピアノの先生が、発表会前にはさらに厳しさを増し、びびっていつもよりたくさん練習して迎えた発表会当日、自分の演奏が後悔しない演奏になったと感じたのですが、今回のライブ後もあの感覚を味わいたいんだと思いました。あのとき先生は演奏を終えた私に微笑みもしなければなんの感想も言ってくれなかったけど、先生は私が本番で恥をかかないようなレッスンをしてくれてたんだと私はふくれっつらの先生を見て一瞬で理解できました。先生は「そのくらいできて当たり前なのよ。」という顔でツンとしていたけど、そんな先生のことを好きだと思ったのを思い出しました。今の段階での私の踊りを見て先生がどう思っているのか、評価は怖くて聞けないけど、たぶん、初級はとにかく一生懸命踊ってみなさいということだろうと思って、最近はあまり先生に詰め寄ってあれこれ聞きださなくなりました。初級のみんなで踊るのも楽しみです。ライブまであと3日!やれることはやっておかないと後悔するんだろうな。テスト前の3日もこのくらいの気持ちでいれば、数学の補習はうけずに済んだかもしれない。

今さらファイナルアンサー 2005,9,20
昨日のゲストにみのさんが出ていたビストロスマップの影響でしょう。夫の中で再び「ファイナルアンサー」が流行り始めてしまいました。電話で私に「ファイナルアンサー」を求め始めたのです。「今何を食べているでしょう。」と聞かれ、いつもたいていガムを食べてしまう人なので「ガム。」と答えると「ちょっと、ちょっと待って!(シ〜ン・・・)A:ガム、B:スルメ、C:飴、D、え、えーと、えー、アイス。」
出題するんならDまで考えてから電話した方がいいと思うよ。

しばらくして「今どこに向かっているでしょう。A:防府、B:山口、C:岩国、D:おうち。」と出題されたのでD、A、Bの順に答えたら「あー、残念!正解は岩国でした。山口県から参加されたのに残念でした。」と言われました。

悔しいので夫の「白くま」を食べてしまおうと思います。

夜景ひとり占め 2005,9,16
無意識に近い思いつきだったんだと思います。ほんのわずかだけどむしゃくしゃしている自分を感じた次の一瞬、右折のウインカーを出した時にはもう寄り道する場所が定まっていたんです。今まで1人では行ったことがない方向。でも車を停めて思う存分深呼吸ができる場所がすぐに見つかる自信がありました。読みどおりにその場所を見つけて車をとめて、はい、終わり、と思えるまでそこにいました。そう思えたのは夫からの電話でした。ちょっと寄り道して帰ることを夫に一応メールで知らせようかどうしようか考えて、結局知らせないでいいや、と思ったところだったのですが、せっかくタイミングよくかかってきたので「ちょっとね、むしゃくしゃしたから海にきております。」と伝えました。すると「ふーん。お腹がすいた・・・」と言われ、むしゃくしゃしていたのがどうでもよくなりました。空腹の報告する前に妻がむしゃくしゃしてる理由を聞いてくれよ!と、内心ツッコミながら、ご飯ならお母さんが用意してくれてるから心配するでない、という内容のことを伝え、安心したようなので電話を切り、ウイスキーが似合いそうな音楽をかけて車を走らせその夜景をあとにしました。電話の切り際、「今度この場所教えてあげるね。」とかわいく言ったのに、「行かん。」と言われました。

( ̄□ ̄;)!!

せめてかわいく言わなきゃよかったです。

帰ってきました。 2005,9,15
日曜日から3日間沖縄に行ってきました。行く前にちぐまや家族のプロデューサーから「仕事のことを考えずに過ごしてきんさい。」と言われたので、リポーター目線じゃなく楽しもう、という決意をしてから新幹線を降り、福岡空港に向かいました。空港で夫が飛行機の中で読む雑誌が買いたいと言ったのをきっかけにして「そうだ、こんなときこそ読書をして過ごそう。」と思いつき、夫はサッカー雑誌、私は「対岸の彼女」という前から目をつけていた本を見つけて買いました。到着した日に水族館にだけは行きましたがあとはずっとホテルから出ずに、私なんて海にも入らずプールでも泳がず、ずっと本読みしてました。夫婦別行動というほどではなかったのですが、同じ場所にいながら別のことをしていた時間もとれて、夫の世話をやかなくて済んだ分、ゆっくりできた感じがしました。一番満足したのは、帰りの飛行機の中で着陸1分半前くらいにその本を読み終わったこと。読みかけのままにしたくなくて、夜も眠くなるまでひとりで読んでよかった、と思いました。それにしても、ひとりでも海にもプールにも入っていける夫って、やっぱりやおもしろい生き物だなぁと思いました。なんでそんなにニコニコして振り向けるの?あなたほんとに28歳?クリームソーダのような海からこっちに向かってくる若いのが、自分の夫なのか息子なのか、一瞬考えてしまいました。

お知らせです。 2005,9,10
初めて出演させてもらうフラメンコのライブまであと2週間になりました。土曜日の夜はライブ用の練習をしてもいいことになっていて今日もスタジオに行っていました。家では靴を履いて音を出すことはできないので今日は足を中心に練習しました。すると、手のフリをつけていなくても首から汗が噴き出してきました。代謝の悪かった私の体も少しずつ変わってきているのかもしれません。土曜日のレッスンにはいろんなクラスの先輩たちがいらっしゃるのも楽しいです。そして相変わらずみーんなかっこいいです。習い始めた頃から念願だった「いつかこの人達に混じって一緒に踊りたい。」という目標が一個かないそうなところまできました。ライブのオープニングの部分を本番と同じように合わせて通しで練習していたとき、シリアスに踊らなければいけないところなのに、そのうれしさのあまり、満面の笑みつきで踊ってしまいました。先生に「うっふんな顔をしない!」とダメ出しされました。そう、フラメンコではうっふんは禁止です。本番ではシリアスに踊りますので、お時間あるかたはぜひ観にいらして下さい。
もうひとつお知らせがあります。明日から3日間旅に出てきます。日記が3日ほど空白になってしまいますが、帰ってきたらまた更新しますね。ではいってきます。

嫁姑戦争 2005,9,8
タイトルだけすごいのつけてみました。ドロドロのすごい話を期待された方、もしいらっしゃったらごめんなさい、たいしたことは起きていません。今日はロケが早めに終わったため、夕方ぽっかりと時間が空きました。おまけに夫から「夜ご飯いらなくなった。」という電話。ますます時間があるような気がしてきて、私は何を血迷ったのか夫の実家に電話し車で母を迎えに行き、運転しながら「とらやのようかんがあるのでお茶でも飲みましょう。」と口走っているではありませんか。今日の占いに「年上の女性と過ごすと吉。」と書いてあったわけでもないのにです。おしゃべりの内容は相変わらず嫁姑が話す内容ではなく、OL同士の会話となんら変わりはありません。そのことが途中で心配になり「お母さん、私が嫁だってこと、わかってないのでは?」と真剣に質問してみると案の定「わかってないわかってない。」と答える母。思えばこれが私を油断させる罠だった・・・。世の中には聞き上手と評される方がいらっしゃいますが、夫の母は聞き上手というよりは「取調べ上手」だったのです。関西弁に気をとられ、本当の姿に気がつくのに3年近くかかってしまいました。しかも「もしかして私、おかあさんの誘導尋問にひっかかっているのでは?」と詰め寄ると、「たぶんそうでしょうね。」とあっさりその事実を認められてしまったのです。このまま胸の内を話していてはあとで自己嫌悪に陥る自分だけが危険だ、と判断した私は、母の爪にマニキュアを塗ってあげ、注意をそらしました。「マニキュアが日記のネタになりそうなので写真を撮ります。」というと、言われるがままにポーズをとってくれましたが申し訳ありません、マニキュアがネタになったのはラスト3行でした。
いやぁおかあさん、その色、よくお似合い。

精一杯アレンジメント! 2005,9,7
「家に遊びに行くときはできるだけお花をあげたいの!」と言ってくれる女友達がいるんです。なんでも彼女が惚れこんでいるお花屋さんがあるらしく、そこで注文するブーケの仕上がりが毎回驚きの可愛らしさだというのです。先日彼女が「仕事が早く終わったから今から行ってもいい?」と連絡をくれたので喜んでオッケーしました。そして玄関をあけると花束をかかえた彼女が立っていたわけです。あぁ、私はこの人から愛されているんだ、と勘違いするのもしょうがないと思ってください。添付した可愛いバラはそのとき頂いたブーケの一部なんですが、最後の最後まで楽しむにはこうするといいよ、と教えてもらったとおりに水面に花だけ浮かべてみました。たとえ朝ごはんがパンとコーヒーだけでもリッチな気分になれちゃいます。で、これはなんていう名前のバラだったんだっけ?

あらあらお久しぶりです。 2005,9,6
すみません!ヒマなくせに日記が停滞してしまいました。金土日月と仕事してました。珍しいです。日曜月曜と番組で予告したとおり大分国東半島の旅ロケにいっておりました。本当は月曜火曜で行く予定だったんですが、台風の進路を見て1日繰り上がったんです。昨日のうちに帰ってこれてセーフでした。旅ロケに行くと私の場合、ほんの少し生活のリズムが崩れてしまいます。いつもの生活の勘を取り戻すのになぜか一日費やしてしまいます。ひょっとしてわたし、要領が悪いのかもしれません。と、わかっていてもてきぱき動けません。今日は炊事洗濯掃除で一日が終わってしまいました。他にもなんかできたかな。あ、あと、NANALも読みました。2回。この辺とても無駄な動きしてますよね。今読んだばっかりのものをその場で2回読む必要ないですもんね。
今、夜9時をまわったところです。明日の朝、世界はどうなっているんだろう。みなさんくれぐれも台風を警戒して過ごしてくださいね。被害にもあわれませんように。

コイツだけ。 2005,9,1
頂き物のプチ観葉植物なんですけど、3個セットでもらったなかでコイツだけやたらと上に上に伸びていくんです。他のふたつは種類も違うから差がついてもまぁ不思議はないんですけど、この伸び具合、正直あやしい。なんか企んでるだろ!と言いたくなります。小さいままだと飾りやすくてよかったのに。お前も生き物なんだね、と思いました。目立ちたがりーなんだからもー。