「残高16ドルなファイル係」


すっかり間があいてしまいましたが、今回は本棚の奥から久し振りに
だして全巻読み直したものの感想を・・・
私の年代の方なら必ず読んだのではと思いますが、
「めぞん一刻」全15巻 (高橋留美子 小学館)です。
読んでた頃は片思い真っ只中だったこともあり、今、読み返しても
あの頃にこんな事を考えていてたな−などと思い出が蘇ってきました。(笑)
優柔不断な主人公の五代君に自分を重ねていたような気がします。
最後の13巻〜15巻までは読んでるうちに泣けました・・・
今は結婚して娘を持つ身としては響子さんのお父さんの気持ちも
わかるな−と感じては泣き、二人が結ばれては泣き・・・
本当に涙腺がゆるくなって年を感じてしまいます。
人を好きになる事に純粋で不器用な若者の話ですが、今でも
私の中では大切な1冊です。
 
PS 前回、紹介した「聖」ですが、全9巻で終了しました。
   仕事で博多に行ったときに買って読んだんですが、
   これまた涙が止まりませんでした。(新幹線の中でなくてよかった)
   興味のある方はご一読を・・・