「残高16ドルなファイル係」
徳山にゃんこ先生presetns”にっぽん伝説調べ隊 ” 消えた瓜生島と伏見城崩壊11995年1月17日、神戸を中心とした。阪神淡路地方に甚大な地震災害が発生した。 学者達は『西日本が地震の静穏期から活動期に入ったのでは?』 と言う見解を唱え注意を促した。 現在まで『鳥取西部地震』 『芸予地震』などの地震が西日本中心に発生している。 確かに子供の時から比べると、阪神以降、地震を感じる事が多くなった気がしないでもない。 色々調べてみると・・・・・ @『南海地震』(海溝型巨大地震)が発生するのは規則性があり100〜120年である。 A『南海地震』発生して50年〜60年は、西日本は静穏期に入り、 残りは、『次の南海地震発生に向けて』内陸直下型が頻発するようになる。 B『南海地震』 『東南海地震』 『東海地震』は歴史上、同時期に発生する事が多い。 日本列島は地震、火山、風水害と太古の昔から縁が切れないらしい? それは、『言い伝え(伝説)又は文献』 などでも示している事がある。 その話を調べる事により、『先々の注意すべき点』が見えてくる。 今回は1596年9月4日 5日に起こった出来事、現代であればCNNトップ級間違いなし 西日本の大断層『中央構造線』の西端(別府湾)、東端(関西)で発生した内陸型地震の話である。 ★1596年9月4日 昔、大分別府湾に『瓜生島』という島があり、 千軒もの家が建ち並び「エビス様」を信仰して、信心深い人々が暮らしていた。 島には、「エビス様が怒って顔が真っ赤になると、島に災いが起きる」という言い伝えがあった。 ある時、以前から、この言い伝えを苦々しく思っていた若者がイタズラ心から 「エビス様」の顔を赤く塗ってしまう・・・・ 赤くなった『エビス様』の顔を見た人々は、大急ぎで島を離れようとし 若者は慌てて逃げる人々を見て笑い飛ばしていた。 その時、島が大きく、ぐらぐらと揺れ始め、しばらくして、大きな津波が島を飲み込んだ やがて不気味な静寂の中、そこに有ったはずの、島影は何処にも無かった・・・・ この地震は、別府湾活断層による地震で「海底地滑り」及び「大規模な液状化現象」が発生したと 思われ、『お猿さん』で有名な『高崎山』が一部崩れたとされている・・・ 瓜→日本の伝説には、『瓜』から大量の水が出る話が何故か多く伝わっている。 エビス→蛭子(ヒルコ)と読み、イザナギ イザナミの子で不具であった為、 海に流された神とも言われている。 『瓜生島伝説』の要素は色々な奇妙な繋がりがある。 別府湾で大惨事があった、その日の夜中、正確には9月5日午前0時頃、京阪神地方に 「太閤秀吉晩年の大惨事」と言われた 『慶長伏見地震』が発生するのである。 |