「残高16ドルなファイル係」

CAPTAINの”お料理こつこつ”

「味付けのコツ編実践編・パスタの巻」
少し前の話になりますが、味付けのコツ編で触れた、
「メニューのメインの素材を美味しく」と言うポイントがありました。
カルボナーラ・ペペロンチーノ・ペスカトーレなどなどいろいろなパスタがありますが、
パスタのメインの素材は、やはりパスタ自身です。
ソースを絡めたりいろいろな具を加えたりと、楽しさはいろいろですが、
それらは全て麺を美味しく食べるための味付けなのですですから。
まず、麺の茹で加減が、第一のポイントです。
袋に茹で時間が書いていますが、あくまでも目安です、
使用する鍋や水の量・火力などによりころころ変わります!
また、麺茹での「火加減」ですが、
麺が、お湯の中で緩やかに泳ぐくらいの火加減がイタリアのマンマの加減です。
茹で時間は10分なら8分30秒あたりから注意してください、
麺の硬さをちょくちょく試食しながら、好みの方さ1.5歩手前で引き上げてください、
出来上がりのパスタが口に入る瞬間がベストな「アルデンテ」になるための、
ちょっとした麺に対する配慮です。
その後少量のオリーブオイル(このオイルだけはできれば贅沢な物を使ってほしいです)に、
絡め麺をほぐしてから好みの味付けやソース・具などで仕上げます。
が!あくまでも麺の美味しさを損なわない量を心がけてくださいココが第二のポイントです。
味の濃さですがやや抑え目の塩加減で1人前食べ終わったときの丁度良い濃さで!
一口食べたときに丁度良いと思う濃さは、食べ終わる頃には少し、くどいような後口になります、
この味付けの加減が第三のポイントです。
以上がパスタを美味しく作る私からのコツです。
後は、回数を重ね自分のコツを発見し、自分流を美味しいものに仕上げてください!
あなたの作るパスタがあなた自身になり、食べてくれる人に、
あなたという人を感じてもらえれば幸せになれるはずです。

作麼生【そもさん】&説破【せっ


徳山にゃんこ先生、より
そもさん>『アルデンテ』は、半生ぽっい事ですね?

せっぱ・『アルデンテ』とは『歯ごたえのある茹で加減』のことです。
そもそもなぜ、歯ごたえ、が必要なんでしょう?
パスタは、うどんや蕎麦のような喉越しツルリといった食べ方と違い、
フォークで一口分くるりと巻いて食べます、そしてよく噛んで味わってください、
パスタのデュラム・セモリナ粉の味わいは噛みしめて出てくるものなんです、
その味わいと触感を楽しむための『アルデンテ』です。

そもさん>麺はどの国の物が良いとかありますか?

せっぱ・国産・イタリア産、又、各メーカから多種多様な太さや形のパスタが在りますが、
どれが良いとは一概には言えませんが、
私が個人的に愛用しているパスタをお教えしましょう、
日清製粉の輸入している『ディ・チェコNo10フェデリーニ』太さ1.4mm標準茹で時間5分、です。

そもさん>『エクストラ ナントカ』が良いのかな?

せっぱ・『エクストラ・ヴァージン・オイル』のことですね、
できれはイタリア産を選んで使うと良いでしょう(スペイン、フランス、国産も在ります)

ギターのジロー、さんより
そもさん>茹でる際に鍋にお塩を入れますが、この量は適当でいいのでしょうか?

せっぱ・沸騰した水1Lに対して塩10gが目安です、
なめてみて塩気を感じるくらいが丁度良い量です、できれば天然塩を使いたいですね。
茹で火加減の補足ですが、パスタを入れる瞬間は沸騰しているところに入れて麺がほぐれてところで、
お湯の中で麺が対流で泳ぐような火加減に絞って(火加減を弱めるのではありません!あくまで、絞る!です)
ください。